ここではクラウドとオンプレミスの特徴を解説。またオンライン校正ではどのような状況なのかについて紹介します。
システムを自社保有・運用することをオンプレミスと言います。ハードウェアを自社で設置するので管理者が必要でシステム導入時や運用にも高額なコストがかかります。その一方で自社の要望に合わせ柔軟にシステムのカスタマイズが可能で、基本は社内ネットワークシステムとして機能するのでセキュリティ上の安全性が高いです。
システムを自社保有せずに外部のサーバーを必要な分だけ利用する形態をクラウドと言います。社内にサーバー環境を構築する必要がないため導入まで時間がかかりません。また初期費用が抑えられ、従量課金制なので管理コストも削減できます。ただしシステムの仕様はクラウド側に依存するのでカスタマイズの自由度は限られます。
クラウドは管理コストが抑えられるメリットがありますが、社内システムよりカスタマイズ性やシステムの自由度が低くなることに注意する必要があります。導入後に使い勝手が悪くなるのでは意味がありません。
必ず既存システムがそのまま利用できる、または同等の機能が備わっているかを確認しましょう。また拡張性があるかどうかも重要。セキュリティやトラブル時のサポート体制も要チェックです。
オンライン校正はクラウド型が主流となっています。そのため導入はスピーディーにできて設備投資は不要。また使用した分の料金のみなので運用コストも削減できます。効果があるかどうか不安でも低リスクで始められます。
オンプレミスのサーバーにインストールできるタイプのものもありますが、オンライン上で校正作業を完結するという性質上、クラウドとの相性がよいと言えます。将来的にオンプレミスにしたい場合も、まずはクラウド利用で課題の洗い出しができます。
※2022年4月時点公式HPより
2022年4月時点にgoogleで「オンライン校正」で検索して公式サイトが表示される校正ツールをピックアップ。オンライン校正ツールを提供している会社の中から3社選定しました。
Brushup タブレットでの手書き校正に対応し、2017年度グッドデザイン賞※を受賞したオンライン校正ツールを提供。導入数が最多の10,700社以上。※参照元:日本デザイン振興会HP(https://www.g-mark.org/award/describe/45924)
TOPPAN PRINT ONLINE 25社の中でカラーマネジメント機能を搭載したオンライン校正ツールを提供。
Aproove 25社の中で校正機能とワークフローオートメーション機能を搭載したオンライン校正ツールを提供。