ここでは印刷会社大手の凸版印刷が提供するオンライン校正ツール「TOPPAN PRINT ONLINE」の特徴について紹介。また導入した会社の活用事例や効果、どんな会社におすすめなのかも解説します。
校正作業において校正者や承認者などの確認工程や運用方法は各社異なります。TOPPAN PRINT ONLINEはそうしたワークフロー設計が柔軟にできることが特徴で、3ステップまでの工程が設定可能。ステップごとに2段階まで校正作業に対応しています。
制作会社では校正・確認は社内だけでなく顧客とのやりとりも発生します。TOPPAN PRINT ONLINEはその進捗管理が制作会社側と顧客側の両視点から状況確認ができ、顧客側は制作会社が確認した後そのまま校正作業を効率よく進められます。
校正作業は紙ベースが基本のことが多くオンライン校正でも途中で印刷して確認するケースもありますが、TOPPAN PRINT ONLINEは用紙やモニタ上での地色の再現性が高く、インキの沈みや刷り重ねなども再現。印刷しなくても高精度な確認ができます。
某部品メーカーでは総合カタログの制作で担当者が集まって校正作業を行う負担を軽くするためにオンライン校正システム・TOPPAN PRINT ONLINEを導入。それにより移動や出張がなくなり経費削減につながったりコロナ禍対応にも役立ちました。
ある保険関連会社は各種レポートや社内報作成の原稿を集める業務で、担当者とのやりとり負担が大きいのが課題でした。オンライン校正システム・TOPPAN PRINT ONLINE導入により、離れた部署でも情報一元管理が可能になり負荷が下がりました。
TOPPAN PRINT ONLINEは印刷会社が提供するオンライン校正だけあって、制作会社の業務や求める機能を熟知しています。柔軟なワークフロー設計も注目できますが、用紙やインキの発色まで再現できるので写真など画像を多く扱う会社に向きます。
社名 | 凸版印刷株式会社 |
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所在地 | 東京都台東区台東1-5-1 |
URL | https://www.toppan.co.jp/ |
※2022年4月時点公式HPより
2022年4月時点にgoogleで「オンライン校正」で検索して公式サイトが表示される校正ツールをピックアップ。オンライン校正ツールを提供している会社の中から3社選定しました。
Brushup タブレットでの手書き校正に対応し、2017年度グッドデザイン賞※を受賞したオンライン校正ツールを提供。導入数が最多の10,700社以上。※参照元:日本デザイン振興会HP(https://www.g-mark.org/award/describe/45924)
TOPPAN PRINT ONLINE 25社の中でカラーマネジメント機能を搭載したオンライン校正ツールを提供。
Aproove 25社の中で校正機能とワークフローオートメーション機能を搭載したオンライン校正ツールを提供。